日剧 大河剧
柄本佑◆◇◆◇◆
平安の貴族社会で、最高の権力者として名を残した男性。まひろ(紫式部)とは幼いころに出会い、特別な絆が生まれる。のちにまひろの『源氏物語』の執筆をバックアップし、宮中への出仕を勧める。
2、道長の長兄
藤原道隆(ふじわらのみちたか)
井浦新◆◇◆◇◆
道長の長兄。兼家の嫡男。才色ともに優れており、上品さ、明るさをも兼ね備えた、申し分のない跡継ぎ。権力を弟たちではなく、息子に継がせようと試みる。
3、道長の次兄
藤原道兼(ふじわらのみちかね)
玉置玲央◆◇◆◇◆
道長の次兄。兄の道隆にすべてがかなわず、父の愛情に飢えている。その苛立(いらだ)ちの矛先が道長に向くことも。まひろ(紫式部)との間には、ある因縁が。
4、道長の姉
藤原詮子(ふじわらのあきこ)
吉田羊◆◇◆◇◆
道長の姉。円融天皇に入内(じゅだい)し、父の望みどおり皇子をもうける。その懐仁親王(やすひとしんのう/のちの一条天皇)を溺愛、成人しても常に寄り添い、次第に宮廷での勢力を増していく。
5、道長の父/右大臣
藤原兼家(ふじわらのかねいえ)
段田安則◆◇◆◇◆
道長の父。藤原氏の中でも、名門中の名門。権力を得て政治のトップに躍り出ようと画策する。いずれは天皇の外祖父となり、栄華を息子らに継がせようと作戦を練る。
6、道長の母
時姫(ときひめ)
三石琴乃◆◇◆◇◆
道長の母。兼家の嫡妻。出世街道を突き進む夫を支えつつ、とりわけ三兄弟の行く末を思い、見守っている。
7、道長の異母兄
藤原道綱(ふじわらのみちつな)
上地雄輔◆◇◆◇◆
道長の異腹の兄。知性豊かな母を持つが、本人は一向に才に恵まれず、父の兼家からは、嫡妻の息子たちより格段に軽く扱われている。性格は明るくお人よしで、憎めないところもある。
8、道綱の母
藤原寧子(ふじわらのやすこ)
財前直見◆◇◆◇◆
藤原兼家の妾(しょう)。一人息子の道綱を溺愛している。和歌に長(た)けており、兼家との日々を『蜻蛉日記』として残した、才色兼備の女性。まひろ(紫式部)も幼いころから、『蜻蛉日記』を読みこんでいる。